高畑勲についての自問自答

bunshun.jp

問:

自分がメチャメチャ好きな作品が、実は最悪な労働環境のもと制作されていて、完成に到るまでの過程で何人ものスタッフが過労死していたとしたら?

答:

  • 「人を殺してまでやり遂げなければならない事」はこの世に存在しない。死に追いやるほどの負荷をスタッフにかけたことは本当に最悪だし、当然非難されるべき。
  • 人が死ぬかどうかギリギリの限界のときに放つ「覇気」みたいなものは確実に存在するし、作品に圧倒的な迫力を与える(※)。「ダークナイト」のジョーカーの演技然り。 そういった作品に巡り会えることは本当に幸運なことで、作品に命を捧げたスタッフに対して、敬意を持って鑑賞しなければならない。

※「製作者が不健康なほど作品がよくなる」わけではない。作品に注がれたエネルギーの総量と、その方向性の問題。 いい作品が作られるためのプロセスは、必ずしも不幸なものだけではない。

Insel-Brauerei Überseehopfen IPA

www.bier-entdecken.de

ジャケからしインパクトがある(俺はビールのラベルのことをジャケと呼んでいる)が、味もヤバイ
味自体のクセはそんなにないけど、香りにブルーチーズやピクルスのような発酵感がある。
なかなか味わえない味だな、とは思ったけど、味の方向性と価格からして、普段飲みするようなビールではない。

馨和 KAGUA Blanc

KAGUA « Far Yeast Brewing(ファーイーストブルーイング)

Delirium Tremensと同じBelgian Strong Aleだそう。
クセがなく、柚子や山椒の華やかな香りがある。
しっかりとした飲み口。
気が向いたらまた買っても良い。

コナ ハナレイアイランドIPA

sugaya-beer.com

IPAシトラスにも似たホップの香りを、パッションフルーツグアバなどの果汁でブーストしていて、華やかでトロピカルな香りがある。
ほのかに感じられる程度の甘さがあるけど、全然しつこくないので、料理にも合う(パイナップルチャーハンとか合いそう)。
度数低めで、軽い飲み口。ゴクゴク飲める。夏にいい。

Delirium Red

https://www.ratebeer.com/beer/delirium-red/136669/beer-guide.jp

アルコール感が強めでリッチな味わいがありながら、すっきりとした飲み口のDelirium Tremensに、 アメリカのお菓子のような、人工感のあるフレーバーのチェリージュースを混ぜたビール。
Tremensの高級感と安っぽいチェリー感が、不思議な化学反応を起こしていて、 ジュースの甘さと香りを醸し出していながら、しつこすぎず、高級感があり、すごくキャッチーな味に仕上がっている。
3種類ぐらいチェリービール飲んだけど、今の所これが一番うまいと思う。